5月21日(土)南風楼にて「みとな会」卒業50年目記念同窓会を開かれるそうです。
みとな会とは昭和37年卒業の14回生の同窓会の名前です。
午後から「島原高校母校訪問」を企画、50年ぶりに母校を歩き、ぜひ屋上に登ってみたいとのこと。
14回生の幹事の方にお願いして、この同窓会の案内状に同窓会活動協力金のお願いも同封させていただきました。
そしたら、連日新しくご協力下さる方のお振り込みがあり、本当にありがたかったです。
21日の母校訪問では、お礼を言いたくて、私も少しだけご案内に伺う予定です。
ありがとうございました!
皆様方の活動協力金でここの運営はなされ、「チーム島高」の一員として、PTAとともに在校生の支援が少しでもできたらいいな〜と思っています。
写真は、4月22日の「東大金曜講座」の様子、今年はたくさんの1年生が参加しているようで、楽しみです。
24日(日)、友人に頼まれてた原雲涯氏の書道展をまず見に行きました。
久しぶりに前衛書道を見ましたが、非文字による墨書、白と黒の美に圧倒されました。書道展.bmp 原雲涯先生のメッセージ.bmp
5月5日までKTNギャラリーで開催中です。
4月21日から25日まで、長崎港で行われていた帆船まつり、今年は船の数も少なくて少し寂しかったようです。
その後、食事をしてこの日のお目当て、「長崎歴史博物館」へ。
「安野光雅の絵本展」と、「長崎奉行所 大河ドラマ館」を見てきました。
安野光雅の「ふしぎなえ」は、子ども達のお気に入りで、文字のない絵本ですから結構一人で楽しんでいました。
今回、原画を見て、絵本よりもっとやさしい色遣いにホントに癒されました。
楽しいしかけがいっぱいの安野光雅の絵に囲まれていると時間があっという間に過ぎていきます。安野光雅絵本展.bmp
大河ドラマ館も第1作の昭和38年の「花の生涯」から今放送中の「江」までの50作が一度に楽しめ、ドラマを見てその頃の自分の思い出がよみがえりました。
この春、島高定時制の教頭先生から、ここ歴史博物館に転任なさった山口先生にいただいたパンフを見て、久しぶりに訪れました。
もっとゆっくりしたい場所でした。
ぜひ皆様もお近くにお越しの節は、覗いてみて下さい!
貴重な作品を寄贈してくださったお二人に、お礼の気持ちをこめて、ご一緒に食事でもいかが?と高城同窓会会長が企画してくださいました。
ご招待したのは、野島氏(38回)・マーサ夫人、昨年創立110周年記念祝賀会の10月30日に「月光」の像(「同窓会誌20号の裏表紙に記載」を寄贈してくださった松島由幸氏(43回)松島氏・マーサ夫人・野島氏.bmp
あとは会費制で、学校の管理職の先生方4名と同窓会事務局長の植木先生と私、計10名で行いました。
まず、お二人に、高城会長と辰田校長先生から「感謝状」を授与していただきました。
会長も校長先生も、お二人のお気持ちをとても喜ばれ感謝のお気持ちを述べられました。同窓会館「秋岳館」の周辺整備ができたこと、在校生がいつでも触れあえる作品があることで刺激になること、同窓生と在校生をつなぐ接点ができたことを感謝なさいました。その後、お二人にお話しをしていただきました。 野島氏.bmp 松島氏.bmp どちらも謙虚な方で、母校に残せるような作品ができるのかと自問しながら作品製作をしてきたので、置いて頂くだけで名誉なことであり自分のほうこそ感謝しているとのお言葉。 鶴田教頭先生の乾杯の音頭で鶴田教頭先生乾杯.bmp会食が始まり、音楽の植木先生も交えた芸術談義がひとしきり弾んで、本当に楽しいひとときでした。高城会長とマーサ夫人と浦教頭先生の英語での会話も弾んでいました。 浦教頭先生閉会の言葉.bmp 「ほんもの」を目指す若き芸術家のお二人の作品が加わり、同窓会館の雰囲気が変わりましたねと、島高生の保護者のかたがおっしゃったとのお話しを伺いうれしかったです。 ここの掃除担当者に、野島氏の「秋岳館の碑」と「上昇風」、松島氏の「月光」の像の台座を毎日拭いてもらっています。お二人の母校を想う心がつまった作品を大切に守っていきたいと思ってます。
同窓会館「秋岳館」の周辺整備ができたこと、在校生がいつでも触れあえる作品があることで刺激になること、同窓生と在校生をつなぐ接点ができたことを感謝なさいました。
鶴田教頭先生の乾杯の音頭で鶴田教頭先生乾杯.bmp会食が始まり、音楽の植木先生も交えた芸術談義がひとしきり弾んで、本当に楽しいひとときでした。
浦教頭先生閉会の言葉.bmp
ここの掃除担当者に、野島氏の「秋岳館の碑」と「上昇風」、松島氏の「月光」の像の台座を毎日拭いてもらっています。
校長先生感謝の言葉.bmp
彫刻制作の主要なテーマの一つは、素材の上で出来るだけ深い次元のバランスを獲得することにある。そのことによって、彫刻には動きが生まれ、それを取り囲む空間には、ある種の規範が生まれるであろう。彫刻の使命は、この規範によって、人間の住む空間を豊かで意味のあるものにすることなのである。素晴らしい音楽を聴いたときに生ずる、天空に飛翔するがごとき心の高揚を思い出すといい。 いい音楽は、人に、無限に前へ進ませる勇気を与える。彫刻の獲得すべき規範とは、音楽の持つそれと同じものなのだ。このような意味を十分に含ませ、この彫刻を「上昇風」と名づけた。「向上心」と訳しても良い。もちろん、島高生の姿が重なっていることは言うまでもない。
野島氏の作品は島原のあちこちに点在していますが、どれも作者の思いのこもった題名が付けられ、強いメッセージ性があるモニュメントのように思います。
質実剛健・文武両道を表す黒御影石の「秋岳館の碑」と今回の御影石の「上昇風」は、「秋岳館」の石段をはさんで一対をなしています。
また同窓会館と本館をつなぐ位置に設置したこの「上昇風」が、チーム島高に大きな風を呼んでくれるんじゃないかなと期待しています。
今、一年生は雲仙合宿中ですが、2年生はクラスごとに、セミナーハウスで合宿中です。
退寮式と入寮式の時間が重なるので、入寮式だけはここ秋岳館で行われます。
学年の目標は、「初心に戻り自己を見つめ直す」
教頭先生のお話を聞く態度も、校歌斉唱もさすが2年生です。
たった1泊でも、クラスみんなの団結力、絆はぐっと深まるのではないかと思います。諸注意.bmp
それから今年も、高校生のための東大金曜講座が始まりました。
スケジュール表に日程は入れてます。
毎年、数名ですが、熱心にプロジェクターを通しての東大教授の授業を受ける生徒達がいます。
今年もがんばって欲しいです。
今日は、一昨年の同窓会総会でお世話になった20回生清水さんが、同級生と一緒に会館を訪れてくださいました。
長崎にお住まいの岡田英明さんです。
高校卒業以来だそうで、かなり懐かしがっていらっしゃいました。
「島原思い出のふるさと 里帰り再会応援プラン」の第2弾ができ、昨日観光協会の方が持ってきてくださったばかり。
前回より少し利用できるお店が増えました。
写真では少し見にくいでしょうから、興味のある方は、0957−62−3986でお聞きください。
少しお得に島原で過ごせるはずです!パンフの内側.bmp
それから、今「同窓会誌21号」の準備で、学年評議員のかたに、情報をお寄せ頂いてます。
その中から2つご紹介します。
★18回生(昭和41年卒)
7月9日(土)16:00〜 九十九ホテル
18がんば会の卒業45周年記念同窓会です。
連絡は楠大典氏・吉田俊生氏へ
★ 52回生(平成12年卒)
H24年1月2日
30代突入の年だから、みんなで集まろうよ!
連絡は水田晋一郎氏へ
4月13日16:10〜、同窓会館「秋岳館」2階入口前で、野島泉里氏寄贈作品の「除幕式」がありました。
野島泉里氏、マーサ夫人、高城同窓会会長、辰田校長先生他諸先生方、谷口常任委員長他生徒会常任委員15名、同窓会事務局長及び合唱部顧問の植木先生他合唱部75名が参加して、寄贈作品「上昇風」の披露が行われました。除幕式出席者.bmp
野島さんは、昭和61年島高を卒業し、東京造形大学に進まれ、同大学を卒業後は、カナダ・フランスを遊学されました。その後、アメリカに移住されオークランドで制作活動をなさり、オークランドにも「歓喜の園」という作品などを残されました。
2000年にマーサ夫人と一緒に島原にお帰りになり、精力的に活動され、長崎県立美術館等で個展を開催されています。
島原半島には、野島氏のオブジェやモニュメントがたくさんあります。
野島氏のHPでぜひご覧ください。http://www.nojima-s.net/
ところで野島氏は昨年、創立110周年記念として田代関東島高会名誉会長が寄贈なさった「秋岳館」の碑の制作もなさいました。
その碑は校是「文武両道」を表したくて制作されたということで、島高生のテーマである文武両道の意味を考えながら作られたそうです。
単なる勉強と部活の両立だけでなく、文は「学問・理想・心」で、対する武は「現実に即した智恵・現実・技」ではないか、この二つが相まって高まる、上昇できるのではないかと熱く生徒に向けてのメッセージを話されました。
その後、いよいよ除幕され、御影石の「上昇風」が姿を現しました。除幕IMG_1495.bmp
4月9日、平成新山ネイチャーセンター主催の春の植物観察会に参加しました。
今回は、雲仙市吾妻町の「牧場の里」へバスで向かいます。
講師は、環境省自然公園指導員の山田スミコ先生です。
センターでの講師紹介の際にも椿と山茶花をお持ちになって見分け方の説明をなさいました。ネイチャーセンターにて.bmp
バスの中では、クヌギの花を見つけて採っていらして説明してくださるし、牧場の里に着くまでにもいろいろ勉強しました。バスの中.bmp
牧場の里では、牛がのどかに草をはみ、桜は満開だし、私にとっては雑草としか思えなかったけど、みんなそれぞれ名前を持っていて、またみんなよく見ると可憐な花をつけてました。牛.bmp ふきのとう.bmp
ありふれた桜・菜の花・菫などは、花びらを分解してそれぞれの仕組みを教えてもらいました。講義中.bmp
春の一日、お弁当を食べて3時間ちょっと歩き回って20種類以上の花や木の名前を知りました。
3月27日にあった島高合唱部DVDを島原ビデオクラブ会長の日高さんから頂きました。
練習風景から、番外編まで入ってます。
定期演奏会で感動なさった方、また残念ながら行けなかった方、ご覧になりたい方は、「秋岳館」でご覧いただけます。
それから、1か月が過ぎた東日本大震災は、大きな余震が続き、まだまだ大変なことになってます。
ホントになんにもできなくて、震災で苦しむ方々には申し訳なく思いつつ、結局、週末も春を謳歌してしまいました。
下関も門司港も春爛漫でした。ふく御膳.bmp
かつて貿易港として栄えた門司港は、歴史的建造物が残っていて門司港レトロとして観光客が押し寄せていました。門司港駅.bmp
私の目当ては、出光美術館の「源氏絵と伊勢絵〜恋ものがたりの世界」。
大好きな平安時代にどっぷり浸かってきました。
伊勢物語や源氏物語の世界を屏風に描いた屏風絵がたくさん並んでました。
ここ秋岳館勤めで、うれしいことはなんといっても、同窓生の方々にお会いしたりお電話をいただけることです。
私も、5年目、最近はホントにたくさんの方が訪れてくださるようになったのですが、島原半島だけでなく、帰省のついでにと寄ってみましたと、遠方からの来客もあり、本当にうれしいです。
最近では、大阪の川上さん(15回)、倉敷の峯友さん(23回)、長崎の村さん(29回)ありがとうございました!
お電話やメールでの連絡もありがたいです。
そうそう、HPを見て、消息を尋ねられることもあります。
アメリカやロンドン在住の方々と、長いこと音信不通だった方とのご縁を結ぶお手伝いができたのも、このお仕事ならではと思い、ホントうれしかったです。
校長先生の写真も入っています。
それから、予告です。
4月13日(水)16:10〜「秋岳館」入口前で、「野島泉里氏寄贈作品除幕式」を致します。
興味のある方は、ぜひおいでください!