新年号が令和に決定して以降、大伴旅人邸宅にて梅花の宴が開かれた史実に基づく元号ゆかりの地、太宰府市は訪問客が急増し連日大賑わいです。
福岡普賢会の松尾セイ子さん(9回卒)は「大宰府万葉会」の会長を務められ、万葉集の魅力を広く市民に知らせる活動に尽力されておられるため、令和決定の4月1日からまさに「時の人」となりました。
連日TV、新聞に登場されるなどマスコミの取材攻勢を受けておられます。
さて、令和の初日である5月1日には、改元記念行事の一環として大宰府政庁跡において「梅花の宴が再現」されました。古代の衣装をまとった松尾セイ子先輩以下、大宰府万葉会のメンバーが太宰府市中央公民館から政庁跡までパレードし、到着後に政庁跡の芝生広場を宴の会場とみなして全員着座します。
大宰帥大伴旅人の邸宅に集まった官人役の32名が順番に自らの歌を朗詠していきます。その歌人には15回生の北村辰弘さんも登場、大役を果たされました。(27回松本和子さんも参加。前会長の吉村さん夫妻、青山は現場に立会い。)
たまたま訪れた観光客、取材マスコミのTVカメラ、音声マイク、新聞記者などに取り囲まれて大勢の人垣ができました。近くの坂本八幡宮には長蛇の列、歴史館来場者は4月単月だけで過去3年分をゆうに超えたとのこと、路線バスが通行する「政庁通り」はマイカーで大渋滞、大宰府がスゴイ人気になってると実感します。(当然ながら、松尾セイ子先輩には取材マスコミが殺到して・・大人気!)
文責:福岡普賢会 会長 青山 均