福岡普賢会の総会・懇親会が開催されました
福岡気象台開設以来の大記録「１７日連続猛暑日」が前日に途切れ、福岡普賢会の第１６回総会は、８月２４日（土）１３時に始まりました。今回のキャッチフレーズは「飲まんネ！語らんネ！いつネ？・・・今じゃろもん！！」。今年の流行語大賞有力候補「いつやるか、今でしょう」を取り込んだうえでの実行委員の熱い思いが込められています。同窓生がおのおの懐かしい顔を確認しあい総会開始を待つ間、スクリーンに「フゲン・カタログ＊」の映像と音楽が流れます。 ＊２００７年に島原市で開催された火山都市国際会議において会議参加者に向けて公開された貴重な映像作品です。撮影は内島幸治（３６回生）、作曲は内嶋善之助（２３回生）によるものです。
池下雄規会長が冒頭に開会の挨拶、「ピカソ」を題材に毒を含んだオチのある話に会場がなごみ、来賓挨拶は島高同窓会高城会長、北浦校長先生から頂戴しました。総会の議題が滞りなく承認された後は、お楽しみの懇親会が始まります。全国から集合した２６名もの２３回生が壇上に上がり、青山均実行委員長の開会宣言。今回の懇親会の企画として、内嶋善之助（２３回生）による「ひとり芝居 山番」上演、入手困難な焼酎３銘柄の味比べ（森伊蔵・村尾・魔王の無料試飲）そして懐かしい歌謡ショーの三つを準備いたしましたので、皆さんしっかりお楽しみくださいとの挨拶です。
「ひとり芝居 山番」は江戸時代寛政年間の普賢岳噴火を題材にした創作劇、噴火の予兆を知った山の番人が奉行所に駆け込み注進する場面を臨場感たっぷりの張りのある声で表現しました。参加者にとってなじみある題材でもあり、大きな拍手の終演後も深い余韻を残してくれました。なごやかに食事とお酒が進み、あちこちの卓では歓談が盛り上がる頃、福岡普賢会の大きな特徴といわれる七つのサークル活動報告が映像ともに各部長より説明されました。最初のゴルフ部から最後の麺食い同好会まで、今年も活発な活動状況が報告されています。さて焼酎３銘柄の試飲は大好評をいただき一升瓶６本が空になる頃、２３回生有志による余興が始まります。高校生当時に流行った「白い色は恋人の色」「真夜中のギター」の２曲を生ギターの演奏をバックに女性デュオが見事なハーモニーで歌い上げると、会場後方からセミプロ演歌歌手が「佐渡の恋唄」を歌いつつサプライズ登場して自慢の喉を披露、最後は高校三年生の替え歌で「島高三年生」を全員揃って熱唱しました。にぎやかな会場の雰囲気は、そのまま協賛品の抽選会に引き継がれます。今回は当番幹事の頑張りもあり、総数９７点もの景品を次々と抽選にて参加者にお渡ししていきます。ふるさとの名産品の抽選からスタートした抽選会の終盤には、高級香水セット、真珠アクセサリーそして人間国宝井上萬二氏箱書きの白磁大鉢と豪華な提供品が続き、会場はかなりヒートアップ。当選者が決まるたびに歓喜と羨望の悲鳴が上がりました。
最後に全員でふるさとを合唱、また来年も元気な姿で再会しようと、固い約束を交わしながら懇親会もお開きとなりました。ご協力いただきました関係各位へ心より感謝申し上げます。
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