以下の記事が当番幹事/落水 登(島高27回生)さんから投稿されました。 写真は早稲田幸治副幹事長(18回生)の撮影によるものです。 平成27年10月3日(土曜)、半袖でも良いくらいの上天気。場所は東京四ツ谷駅前の「スクワール麹町」。第25回関東島原高校同窓会総会・懇親会は、270名の出席を得て、盛大に開催されました。 ●10:00の朝礼が始まります
島原からの応援組も10時からの朝礼に参加。事務局と当番幹事(27回生、37回生)総勢約50名。伯川宗平幹事長(24回生)を中心に段取りと役割分担の最終確認です。「今日1日、皆さんに楽しんでもらえるよう、よろしくお願いします」を合図に、それぞれの持ち場へ。
受付準備、総会配布物、椅子・テーブル、案内札、横断幕の掲示、様々な作業が同時進行です。事務局の皆さん、段取りと手際の良さはさすがです。テーブルには綺麗な花を飾ります。石黒秀子副会長(19回生)が今日のために育てて下さった花です。
当番幹事の真剣な目付きは、いつか見た顔。そう、文化祭の感じです。放送設備、パソコン点検・確認。歌姫のマイクテスト。ダンスのチェック、右足、左足、1,2,3(まだおぼえてなかとぉー)。右ふくらはぎ肉離れをおして「俺はやる」と強い決意の応援団長。初めての応援全体練習でしたが、団員は一致団結した身のこなしで団長の決意に応えました。司会の二人は緊張感漂う練習です。裏方は連絡用トランシーバーを身に着け準備万端。全員の気持ちが一つになっています。「皆さんに楽しんでもらうぞー」 ●11:00受付開始です
揃いの法被姿でお出迎えします。島原から駆け付けた27回生も受付を手伝ってくれます。27回生の力です。
11時30分過ぎると来賓の方々も次々と到着され、受付はピークを迎えます。「やあやあ、しばらく!」と楽しそうに挨拶を交わす光景があちこちで見られ、同窓会ムードが一気に高まります。
昨年の246名を大きく超える270名の参加となりました。 ●12:00いよいよ総会が始まります
吉川忠利副幹事長(31回生)の司会で、第25回総会のスタートです。
物故された方々への黙祷から始まり、校歌斉唱に続き、勝又康浩会長(23回生)による開会の挨拶です。
勝又会長は、ここ数年で最大の参加人数270名であること、参加者の多い学年は27回生33名、次は12回生24名だが昨年の19名より増えていること、学生の参加8名であることなど、盛況な様子を紹介されました。母校について「島高は文武両道を掲げて実践しているが、人口減少の中厳しい環境にある。島高の目指す姿を今一度明確にして、先生方、島高生、保護者の方々が一体となって良い島高を築いてほしい。そして我々同窓会もできる限り応援をしたい」と述べられました。さらに、故郷にいるご家族の様子をお知らせするサービスの紹介があり、これを機に検討されるのも良いのでは、といった提案もありました。最後に、「みなさんをおもてなしする事を楽しむ、をテーマに準備してきました。みんなで楽しみましょう。」と呼びかけられました。
4_各種報告.jpg 5_新役員紹介.jpg 次に事業報告と会計・監査報告です。下田博文事務局長(28回生)、宮本秀美(20回生)、石川亮一(24回生)両会計担当、高橋美恵子(20回生)・中村博文(25回生)両会計監事からの報告の後、拍手をもって承認されました。
今年は2年に一度の役員改選です。勝又会長から退任新任の方々のご紹介があり、皆さんの感謝の拍手に続いて承認されました。退任は、酒井寿昭(16回生)、江副良介(21回生)の常任幹事お二人。新任は、相談役として伊達五郎(旧中42回生)、本多忠則(旧中42回生)、里見弘(1回生)、副幹事長として小池久子(18回生)、早稲田幸治(18回生)、常任幹事として小松由香(35回生)、佐仲雅樹(36回生)の7名の方々です。
次に、来賓の皆様のご紹介とご挨拶。今年は20名の方々にご出席いただきました。
まず、高城昭紀島高同窓会長(11回生)から、同窓会が行ってきた母校への支援活動について1年間を通して具体的に紹介されました。「支援活動は会員の皆様からの活動協力金で運営しています。感謝しております。今後も支援を続けていきますのでご協力をお願いします。また、10月24日(土)に島原市内で開催される島高同窓会総会には、関東からも大勢の出席をお願いします。」とお話しいただきました。
次は、北浦剛資島高校長(26回生)です。校是である「文武両道」の内、学業では久しぶりに東大合格者が出たこと。一方、クラブ活動では高校総体において剣道男女、レスリング、弓道女子の優勝、さらに和歌山国体で連覇を狙っていること。また、「品格ある島高生たれ」をテーマに掲げ、その具現化に努めていることを紹介くださいました。さらに「諸先輩の方々には母校を見守って下さい。」との思いを述べられました。
続いて、古川隆三郎島原市長(27回生)です。今日は27回生の当番幹事同期生として盛り上げるべく会場へ来たが早すぎて閉まっていたこと、市役所には市長をはじめ幹部に27回生が多く在籍し市を支えていることなどの語りから、故郷を思って下さる方々に島原の事をもっと知って欲しい、もっとPRしたいという熱い思いがいっぱいのお話しです。新しい観光スポットの誕生、島原ブランドの香港への展開、妖怪ウオッチ作者小西さんによる島原オリジナルキャラクター作成、人口減への対策などを紹介してくださいました。ふるさと納税により墓参りや墓掃除の代行ができること、さらに島原3市は一つだというお話もありました。故郷島原の近況を知るとともに、出来る限りの応援をしたいと感じるお話しでした。
その後、伯川宗平幹事長によるご挨拶と喜寿を迎えられた先輩方への寿杖贈呈です。今年は14名(5回生1名、7回生1名、8回生1名、9回生11名)の方々に寿杖が贈呈され、全員で写真に収まりました。
乾杯は、近藤登一(12回生)・寺田誠吾(18回生)両特別顧問にご登壇いただきました。声高らかな乾杯です。
静かだった場内の空気は一変し、楽しそうな笑い声、話し声が飛び交う皆さんお待ちかねのひとときが始まります。
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