平成26年10月4日(土曜)、東京四ツ谷駅前にある「スクワール麹町」において、第24回関東島原高校同窓会総会・懇親会が、250名の参加を得て、盛大に開催されました。
本報告は、 記事:実行委員長/吉田助継さん(26回生) 写真:事務局次長/早稲田幸治さん(18回生) によるものです。
●会場設営と準備作業 当日の天候は晴れ。我々当番幹事のやる気が伝わったのか、懸念された台風18号は南方洋上に停滞してくれ、9月中旬並みの残暑です。 当番幹事(26回生、36回生)30名は、午前9時30分に集合。任務分担等を再確認して事務局との朝礼に臨みました。午前10時、事務局の方々も集合し総勢50名。早速、朝礼=出陣式が始まり、伯川宗平幹事長(24回生)を中心に当日の段取りと役割分担の最終確認。「今日1日、皆さんに楽しんでもらえるようおもてなしの心で頑張りましょう。」という言葉を合図に、全員がそれぞれの持ち場に散らばっていきました。 そして、受付の準備、総会配布物、椅子・テーブルの確認と案内札のセッティング、同窓会旗、横断幕の掲示等々、様々な準備作業が並行的に手際よく進められていきます。 一方、我々当番幹事は、放送設備、パソコンといった各種資器材の点検・確認と応援演武及びフォ―クダンス等の最終練習です。中でも全員そろっての、かつ現場での応援練習がはじめての応援団長とこの日はじめて参加する応援団員、フォークダンスのリーダー、各出し物の担当者の顔には多少の緊張感と少しでも立派な催しにしたいという強い意志が感じられました。(やる気満々です。)
1_始まる前にフォークダンスの練習004.jpg
●受付開始 さて、午前11時から受付開始。早速我々にとってのお客様がお見えになります。揃いの法被姿でお出迎えです。 最初は出足が悪いように感じられましたが、11時40分を過ぎる頃から来賓の方々も次々と到着され、受付はピークを迎えました。そして、「やあやあ、しばらく!」と楽しそうに挨拶を交わす光景があちこちで見られ、同窓会ムードが一気に高まっていきます。 結果的には昨年と同じ250名の参加となり、何かと心配顔な私に、事務局役員の先輩から、「ここまで来ればもう大丈夫、島高生は何と言っても凄いから」といった暖かい励ましのお言葉をいただき少し安心しました。
●総会(開会から乾杯まで) 定刻の12時、吉川忠利副幹事長(31回生)の司会により、いよいよ第24回総会のスタートです。 先ずは、物故された方々への黙祷、校歌斉唱に続き、勝又康浩会長(23回生)による開会の挨拶です。 勝又会長は、関東島高同窓会の設立趣旨である「母校の隆盛と会員相互の親睦」に触れ、「クラブ活動で全国トップレベルの力を維持していくのは本当に大変なことであり、同窓会としてもいろいろな形で現役の島高生を応援していきましょう。また、今日は年に一度みんなが集まる総会であり、一緒に楽しみましょう。」と呼びかけられました。 次に事業報告と会計・監査報告です。下田博文事務局長(28回生)、宮本秀美(20回生)、石川亮一(24回生)両会計担当、高橋美恵子(20回生)・中村博文(25回生)両会計監事からの報告の後、拍手をもって承認されました。
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3_事業・会計・監査報告002.jpg
続いて、来賓の方々のご紹介とご挨拶。今年は19名の方々にご出席いただきました。 先ず、星野親房島高同窓会副会長(14回生)から、「長崎がんばらんば国体が天皇・皇后両陛下をお迎えして盛大に行われ、地元島原出身の選手が大勢出場すること。そして今日一番参加者が多いと勝又会長から話のあった12回生には体育祭等で大変可愛がってもらったこと(笑)」等について、ユーモアを交えながらお話していただきました。 また、北浦剛資島高校長からは、クラブ活動への激励金や応援に対するお礼の言葉。活動報告「躍動する青き楓たち」を参照しながら、「品格ある島高生たれ」をテーマに掲げ、その具現化に努めていること。そして生徒の活躍振りについて数字を例としてお話していただきました。 具体的には『「7」:剣道部が通算7度目の日本一を達成、「初」:初の都道府県駅伝対抗・県代表に2年生の徳永香子さんが選ばれ出場、「3」:体育祭では伝統を引き継ぐ3つの輪のフィナーレで剛毅の気風は時代を越えて継承、「33」:33回目の夏季学習合宿は会場をホテル南風楼に変更して大きな成果、最後に「26」:26回生(北浦校長も当番幹事の26回生)の一員として頑張る!(笑)』とのことで、大変嬉しく、かつ頼もしく感じられました。 続いて、柴崎博文副市長は古川隆三郎島原市長からの「島原市への各種支援に対するお礼。元島原藩主松平家ゆかりの都市サミットの開催、長崎がんばらんば国体の開催及び世界ジオパーク等に関する近況報告。本同窓会の盛会を祈念するというお言葉」を代読していただき、故郷島原の近況を知るとともに、より一層身近に感じることができました。 その後、伯川宗平幹事長による挨拶と喜寿を迎えられた先輩方への寿杖贈呈があり、今年は17名(6回生1名、7回生6名、8回生10名)の方々に寿杖が贈呈されました。 そして、祝電披露の後、近藤登一(12回生)・寺田誠吾(18回生)両特別顧問にご登壇いただき、声高らかに乾杯。
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5_乾杯002.jpg 静かだった場内の空気は一変し、楽しそうな笑い声、話し声が飛び交う皆さんお待ちかねのひと時が始まりました。 以上、総会がテキパキと進んだことで、4個の出し物を準備し、時間的には余り余裕がないことを懸念していた我々当番幹事としては、ホットした次第です。