■島原高校の今(DVD視聴) ~MESSANGER&50年目の真実~ by島高放送部 総会開始前に島原高校放送部が制作した創作テレビドラマ「MESSENGER」とテレビドキュメント「50年目の真実」を放映。 後者は、体育祭の炬火入場で用いられているトーチが、実は昭和39年の東京オリンピックの聖火リレーで実際に用いられたもの・・・という真実を明らかにするに至った経緯をドキュメンタリーとしてNHK全国高校放送コンテストに出品したもの。当時高校3年生だった井出一弥さん(17回)が島原郵便局から島原城までの区間走者としてオリンピックの聖火リレー走者に選ばれ、記念としてこのトーチを贈られたとのこと。この作品によって、そのオリンピックの2年後から島原高校の体育祭ではこの「本物」のトーチが使われていたのだ・・・という「50年目の真実」が明らかにされたのでした・・・という内容。 これらの2つの作品は、放送コンテスト県予選において、創作テレビドラマ部門及びテレビドキュメント部門で最優秀賞を受賞し、県代表として全国大会への切符を手にしました。見慣れた島原の風景。今も変わらない島原高校の制服と初々しい女子高生の姿。体育祭時の定番=炬火入場・・・に古き良き「私の当時」を思い浮かべ・・・懐かしんで下さったのではないでしょうか。(前者作品については、関西同窓会報告を是非ご覧下さい!)
■総会:8月29日(土)13:00~16:30 於:八仙閣本店 第18回福岡普賢会総会は、作田真佐子事務局次長(25回)の司会で、物故者への黙祷から始まりました。参加者は来賓を含めて115名。6月の関西同窓会とほぼ同数。今回は、幹事学年の25回生が多数島原から応援に駆けつけて総勢16名。また、現役大学生も4名参加!(参加予定だったもう一人は・・・多分忘れていた様子で現れず!?大学の授業は忘れず出席しているのだろうか?と余計な心配。)ともあれ、「大学生の皆さん!来年もよろしくね!」と司会者からエールが・・・。今後ますます若い世代の参加が増えて欲しいですね。
■会長及び来賓挨拶 まずは、福岡普賢会10代目会長の吉村茂信氏(21回)から、今年のキャッチフレーズ『秋岳台・・・忘れがたき故郷!』を掲げて・・・「同窓生の新しい絆を深め、今日一日をめいっぱい楽しみましょう!』とご挨拶。高城昭紀会長(11回)からは、この一年間の島原高校と同窓会についての「活動報告」と平成27年度島原高校同窓会総会のご案内(10月24日(土) 於:ホテルシーサイド島原 会費5,000円)と、同窓会協力金(年会費2000円)へのお願いをして頂きました。次に、本校北浦剛資校長(26回)から「島高生のココがすごい!」のメッセージ。今の島原高校の現状を、①「3回期連続での東大生誕生」もすごいけど「1年生の月間欠席ゼロ」もすごい!、②「4本の高総体優勝旗」もすごいけど「すべての部が初戦突破」もすごい!③「3年夏季学習合宿で一日11時間学習」もすごいけど、「自発的な早朝ゴミ拾いボランティア」もすごい!というお話に加えて、「福・岡・普・賢・会」5文字を句の上に据えた折り句を披露され、模造紙をめくりながら、『福 福の会 岡 おかげで私も 普 「普賢(ふうけ)モン」 賢 元気に飲もう 会 快活の宴』は大受けでした。最後に、島原市長代理として、副市長の柴崎博文氏(27回)が祝辞を代読。「ふるさと納税」や「少子化対策」をはじめ、市長からの『地方創生=故郷創生』への熱い想いが伝わるメッセージでした。
■議案 選出議長は森内正樹さん(13回)。大嶋徳義幹事長(23回)、加藤純子会計幹事(25回)、 北村辰弘会計監査(15回)の3名による会計報告等議案のすべては15分で終了!森内議長お見事でした!その中でも特筆すべきは、各サークル活動の報告。その種類の多さにも驚きました!まさに、昨年度のキャッチフレーズ:『遊・You・結』の通り・・・ゴルフ・ハイキング・旅行・歴史散策・ホークスファンクラブ・アビスパ福岡ファンクラブ・面喰いならず麺喰い同好会。先輩方の第2の人生の楽しみ方・・・とても参考になりました。最後に、吉村会長から新役員の皆様の紹介がありました。
■懇親会(13:45~16:30) まずは、作田真佐子さんの開会宣言。今回初参加の現役大学生(合唱部OG)のリードで、全員で校歌斉唱の後、「夏の思い出」と「ふるさと」の2曲を披露。最年少参加者の河内友希さん(67回)、本多愛美さん(66回)、増田信乃さん(66回)、川村侑加さん(65回)の4名は、合唱部OGの現役大学生です。そしていよいよ、関西同窓会会長川上幸晴氏(15回)の乾杯のご発声で、お楽しみの懇親会の始まり。司会は同じく作田真佐子さん。ここからが福岡普賢会の皆様が準備なさった、実に多彩なるイベントの目白押しです。
「あなたの隣にも島高生!」では、福岡県内在住の同窓生の分布を・・・。「忘れがたき故郷高校時代!」では、『思い出の場所』の集計結果をランキング形式で紹介。1位=島原城、2位=お堀周辺の桜並木、3位=猛島海岸でした。島高生のデイトスポットとしては、近隣で、しかも巡視の先生方がおそらく近寄らないであろうお城は「燈台下暗し!」 のベストな場所。確かに「さもありなん・・・」。こころ当たりのある同窓生の皆様にとっては青春の思い出としての神聖なる場所だったのですね・・・。羨ましい限り! さらに、「高校3年生クイズ」。当時の流行歌を流し、その曲が流行った年の島高3年生は何年卒か・・・?というクイズ。「高校3年生」や「いつでも夢を」などの懐メロが流れると、会場は一気に「昭和」にタイムスリップ!!西城秀樹の「ヤングマン」を、最も盛り上がって大きな声で歌っていたのは・・・現役大学生。生まれる前の曲を何故知っているの・・・!?!? そして、恒例の福引きでは、故郷の名産品(手延べそうめんや寒ざらしなど)が山積みでした。同じテーブルの人が次々に当選する中、最後の一人になって・・・もうだめだ!と思いきや・・・当たりました「雲仙ハム1本」!同窓会参加者全員に空くじがないようにと準備をして下さった幹事の皆様の温かい心遣いに感謝・感激。サプライズ賞は博多座からの「石川さゆりショー」のペア招待券でした。