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2013/03/01

全日制第６５回卒業式

by: 同窓会事務局

10:00、卒業生２６３名が、担任の先生とともに入場し終わり、厳粛な第６５回卒業式が始まりました。７組まであるのは今年が最後、来年からは、普通科５クラス理数科１クラスの６クラスになります。卒業生男子入場.bmp 卒業生入場.bmp
君が代を全員で歌い、北浦校長先生の手から初めての卒業証書が授与されます。島高の卒業式は、生徒達の立ち位置が決まっていて実に整然とスピーディーに授与されます。ステージには、生徒の顔がアップになるようにビデオカメラが設置され、前方の壁にその映像が映し出されます。卒業証書授与002.bmp
微笑んでる子、照れくさそうな子、はにかんでいる子、ちょっと複雑な顔を見せる子など、知らない子供ばかりでも、３年間頑張った証の卒業証書を受ける時の無意識に見せる一瞬の表情はとても愛おしい。ましてわが子やその友人達の表情がアップで写されると、親は今までの想いが噴出しそう・・このビデオ画面は毎年とても良いな～と思います。

北浦校長先生は、①心優しく気高く生きよ②自分の頭で考える人になれ③ふるさと島原を愛し続けよの３つの餞の言葉を贈られました。

谷口隼斗君の送辞は、卒業生と過ごした思い出の数々に触れ、先輩達の背中を見て導いてもらったその伝統を引き継ぐことを約束し、感謝の気持ちのこもった送る言葉でした。送辞001.bmp
剣道部で大活躍した阪本皇子さんの答辞は、１年生の時の創立１１０周年記念行事で、伝統の重みと今までの島高の先輩方の想いに触れたことを今でも覚えているということから始まりました。体育祭の時の歴代応援団長が集合してＰＴＡ・同窓会も一緒になって作った大きなサークルや、記念式典の様子を私もありありと思い出しました。この３年間、剣道部で全国に名を馳せて活躍した彼女は、「努力は裏切らない」と頑張った人だけが知る喜びを語り、６５回生とたくさん笑ってたくさん泣いた思い出を大切に、これから自分の前に広がる道を歩いていく決意を述べていました。答辞001.bmp
その後、今までの「蛍の光」にかわり、今年は「仰げば尊し」の斉唱。答辞で阪本さんも「師弟同行」と先生方に感謝していましたが、仰げば尊しがアリーナいっぱいに響いて、この荒んだご時世に「わが師の恩」が生き続いている島高はやっぱりすごいな～と思いました。そして最後の校歌を私も心を込めて歌い、卒業式は閉式しました。

その後保護者の永石信子さんの謝辞がありましたが、なにしろ私の席からはあまりに遠くて写真が撮れなくてごめんなさい。

今年も恒例の合唱部が「蛍の光」を原語で歌う中、卒業生が退場して行きました。今年の卒業生は涙ぐむ子はあまり見られなかったよう。まだまだ国公立の発表前の落ち着かない時期、卒業の感慨は、これから家を離れるときにじんわりと湧いてくるのかも・・

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