東京にお住まいの田島穆氏の本を出版社の佐野氏(19回)が持ってきてくださいました。
田島穆氏(2回)の寄贈本「私の個人史と時代背景」の「はしがき」より
自分史を書くということにどれほどの意味があるのかわからない。もしあるとすれば、後代の人が私が生きてきた社会の時代背景とその中で私がどのように生きてきたかを知ることによって、何らかの点で自分の生き方にプラスになるように参考にすることができるということにあろう。
第2次世界大戦を経験し、宇都宮大名誉教授の田島氏のこの御本は、第一部で幼少期から大学入学までが書かれていて、今第二部を執筆中だとか・・
本を読んで懐かしいお名前を発見。
私に短歌のいろはを教えてくださった「田島たみ」さんは、穆氏のお姉さんだったらしい。
たみさんの「原爆の記」も一緒に掲載されていました。
戦後の島中、そして新制高校となった島原高校での生活、当時の大学受験の様子など興味深い話がいっぱい。