17日、島原室内合奏団の第41回サマーコンサートが、有明文化会館グリーンウェブで開かれました。 今年は第1部はスタジオジブリ特集で、久石譲作曲の「となりのトトロ」で幕開けでした。 指揮者の西田俊郎氏(27回)が司会とインタビュアーを兼ねてらして、1曲終わるごとに楽しいトークが混じります。 「もののけ姫」「天空の城ラピュタ」「ハウルの動く城」とお馴染みのナンバーが続き、会場はすっかり宮崎駿のアニメワールドに浸ったところで、第2部へ。 2部は、エルガーの弦楽セレナーデのきれいなメロディーで幸せな気持ちになりました。 次のレスピーギのリュートの為の古風な舞曲とアリアも、どっかで聞いたことあるかなあ〜と思いながら、聞き惚れました。 どちらも本当にきれいな旋律で、弦楽器の美しくてちょっとせつない感じと調べがマッチした曲で、私はとても好きな曲ばかりでした。
「サマーコンサートのしおり」より抜粋 合奏団も41年も過ぎると、練習後の会話は孫の話や年金の話、介護保険の話が多くなってきました。最近では楽譜が小さくて見えない、楽器や弓を持つ肩が上がらない、前回の練習で注意された事を忘れてしまう等・・オケ老人・・の症状が出てきました。 それでも最近は若返りも見られます。子育ても落ち着き20年ぶりに楽器を手にするお母さんやUターンで戻ってきた人など・・・そんな私達は水曜日の夜8時から合奏とおしゃべりを中心に練習しています。
島原室内合奏団の方々は、昨夜はコンサートが終わって、日付が変わってもみなさん帰る気配もなく・・延々と宴は続き、おしゃべりが続いたそうですよ。 弦楽器に興味をお持ちの方はぜひ仲間入りなさいませんか? 毎年、8月17日、お盆の行事を締めくくるように開かれるこのコンサート、島高の文化祭や、六角堂で練習していた弦楽部のことがふと浮かんだり・・ 懐かしい気分に浸りつつ音楽の良さを感じた2時間でした。
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